日本のエコビレッジに行ってきました!
日本でエコビレッジを作りたいと思いながら、この4年が過ぎた。エコビレッジの研究みたいなこともその間してきたけど、日本ではまだ確立したエコビレッジなど無いと思っていた。
ところが・・・あった!
そして、先週末1泊で[エコビレッジの本出版チーム」の仲間と行って来ました。西富士宮にある、「木の花農園」http://www.konohana-nouen.org/
欧米のエコビレッジの観点から見ると、エコビレッジと呼ぶには建物などの物質的な点ではエコでは無い部分もあるかもしれない。
でも、冒頭に書いた「エコビレッジの本」を日本で出したいと思ったのは、日本のエコビレッジムーブメントが、あまりにもハード面に偏りすぎていると思ったから。
北スコットランドの共同体「フィンドホーン」で行われた1ヶ月間の「エコビレッジトレーニング」に2002年に参加してきた。そこでの私の最大の学びは「エコビレッジとはエコロジカルな家の集合体に住むことだけではなく、むしろそこに住む人が周囲の環境と調和しながら、いかに心地良く暮らすことができる仕組みがあるか」ということ。
環境に配慮した家も無農薬栽培の畑も、確かに無くてはならないし、素晴らしいものではある。
そこに住むために集まった一人一人が確固とした自分ならではの「理想のエコビレッジ」を期待してしまうことで、メンバー間のイメージの相違や、そこで起こっている現実の生活と理想の相違によって、関係がギクシャクしてきてしまって、崩壊に至ることも多いみたいだとは、木の花農園の広報担当のIさんのお言葉。
「木の花農園」は13年前にスタートし、今でも当時のメンバーがそのまま残っています。一度、このコミュニティを離れて、まだ戻ってきた人もいたり、新しく加わった人もいます。
ここに住む人は、本当に意識が高く、コミュニティとしてコンセンサスを取る際も、いざこざは無くスムーズです。そこには、欧米のコミュニティで見られる「いざこざの解決法」や「意見の一致の確立法」などの心理学的な手法は一切とられていません。
あくまでも全てが自然体。そして、自分を見つめ、自我に気づき、相手を思いやる気持ちを持つことで、軋轢が生まれることが殆ど無いようです。
勿論、コミュニティが始まったばかりの頃は、多少あったようですが、メンバーの意識が高くなるに連れて、スムーズなコミュニケーションが取られているようです。
エコビレッジを作る際に、一番大切なのは、コミュニティのメンバーを繋ぎ合わせる共通の理念である「グルー」(日本語で糊のこと)を明確にすることであると、私がエコビレッジに関するプレゼンをする際に、必ずお話をするのですが、このコミュニティのグルーは「調和」なのだと感じました。
自らとの調和、家族との調和、コミュニティとの調和、周りの環境との調和、地球との調和。調和の和は「日本」と言う国を表す文字でもありますね。
きっと日本では欧米とは異なるこの「和」の感覚によって、日本独自のエコビレッジの形が出来上がるのではないかと思っています。
こうしたコミュニティの一体感が確立されれば、後はハード面であるエコロジカルな建物を建てたり、畑を作ることは、比較的容易に成されることだと感じています。
また、このコミュニティには、10人ほどの子ども達が一緒に生活していましたが、どの子が誰の子どもなのだかわからないほど、コミュニティが家族として機能していました。例えば、Aさんには、二人の子どもがいるんだけど、それぞれの子どもは、子育てが上手な50代の女性の部屋で寝起きを共にしていて、その女性達が日中も世話をしています。生みの母は、その女性達の手がふさがっている時などに、オムツを替えたり、子どもの面倒をみたりしますが、日中は畑や鶏舎などで作業をしています。
そう、コミュニティでは自然に美しい分業が成されていました。若手の男女は畑や収穫した農作物の発送などの作業を行い、男性は力仕事、ちょっと年上の女性達は食事の支度、子どもの世話、保存食の生産などを担当しています。
すっかり高齢出産の年齢になってしまっている私にとって、これからパートナーと出会って、子どもを生んでも育てる体力がどうかなぁ〜なんて不安に思っていたけど、こういうコミュニティならば大丈夫だなぁ。と思った次第。
ここでは、お金の不安も無いみたいでした。食べ物は調味料から飲み物に至るまで殆ど自給です。マヨネーズも味噌もしょうゆも、ぜ〜んぶ手作りで美味しかった!
食べることに困らないし、農作物の宅配やお弁当の仕出し、農作物の加工品(お茶、クッキー、芋の粉など)の販売による収入が充分にあるようです。
「外に遊びに行くことはないの?」と若手のメンバーに聞いてみたら、「別に遊びに行きたいって言う気分にならないなぁ。イベントとかがあれば、出展するので行くことはあるけど、ここが一番楽しいもの。ここから出て何かしたいっていう気にならない。色々な人たちが来てくれるから、自分達が出て行かなくても十分に楽しいしね」と言う答えが返ってきました。
だから、外で散財することも無いし・・・。
しかも、必要なものはどこからか誰かがくれたり、買ってプレゼントしてくれるそうです。車にしても、土地にしても、借地にしても、皆が協力してくれると言うことでした。
「へぇ〜、そんな夢みたいなことあるの?」と思うよね〜。
でも、実際に行った私も、彼らに何かプレゼントしたいような気持ちになっています。
人の気持ちをそういう気分にさせる、清らかな心を持った人たちの温かい振る舞いに接して、関わった人たちは、「協力したいな」という積極的な気持ちになるのでしょう。
「徳を積む」と良く言いますが、彼らは本当に徳を積みながら、でもそれを意識することなく、日常の当たり前の生活として行っています。
実際に私が農作業を手伝っている時も、地元のおじさんが来て、外で怒鳴るように大きな声でコミュニティの人と話をしていました。どうしたのかなぁ?と思って後で聞いてみると、その人は地元で事業を営んでいて、木の花農園に随分ただで色々な工事をしてくれているとのこと。今日は苗を買いに来たのだけど、いつもお世話になっているから「お金は要らない」とコミュニティの人が言ったところ、「それは良くない。払わせてくれ!」と大声で怒鳴っていたんだとか。(笑)
「お金の無い国」の寸劇を見たことがあるけど、それを地で言っている感じでした。
今後、富士山が真正面の見えるところに環境に配慮した建物も立つ予定があるみたいです。そうなると、ますますエコビレッジとして確立するんだろうな。
既にコミュニティの心はエコビレッジだけどね。
結局は、一人一人の心が調和に向かっていくことなんだなぁ。と思いました。
ここにいるだけで、色々な不安が吹っ飛んで行ってしまうくらいパワフルな体験をしたのだけど、そこにいた時は本当に穏やかなエネルギーに包まれて心地良かったです。
あまりに心地良くて、左脳が停止していたので、写真をとることも忘れていました。あ〜、10月にタイでエコビレッジのアジア地区の会議で発表しようと思っていたのにぃ〜。
(他のメンバーが写真をくれることになりました。木の花農園のシステム担当のIさんも全面的に協力してくれることになって、ホッ!)
まだまだ書き足りないことはあるけど、後は仲間の報告を見てね!
(全てmixiです)
東京植林さん
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=223333043&owner_id=216
安楽樹さん
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=223240323&owner_id=1024175http://mixi.jp/view_diary.pl?id=223998583&owner_id=1024175http://mixi.jp/view_diary.pl?id=224588651&owner_id=1024175
ヒッピーHIROさん
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=223645771&owner_id=703595
はぐちゃん
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=224106536&owner_id=5082841
日本でエコビレッジを作りたいと思いながら、この4年が過ぎた。エコビレッジの研究みたいなこともその間してきたけど、日本ではまだ確立したエコビレッジなど無いと思っていた。
ところが・・・あった!
そして、先週末1泊で[エコビレッジの本出版チーム」の仲間と行って来ました。西富士宮にある、「木の花農園」http://www.konohana-nouen.org/
欧米のエコビレッジの観点から見ると、エコビレッジと呼ぶには建物などの物質的な点ではエコでは無い部分もあるかもしれない。
でも、冒頭に書いた「エコビレッジの本」を日本で出したいと思ったのは、日本のエコビレッジムーブメントが、あまりにもハード面に偏りすぎていると思ったから。
北スコットランドの共同体「フィンドホーン」で行われた1ヶ月間の「エコビレッジトレーニング」に2002年に参加してきた。そこでの私の最大の学びは「エコビレッジとはエコロジカルな家の集合体に住むことだけではなく、むしろそこに住む人が周囲の環境と調和しながら、いかに心地良く暮らすことができる仕組みがあるか」ということ。
環境に配慮した家も無農薬栽培の畑も、確かに無くてはならないし、素晴らしいものではある。
そこに住むために集まった一人一人が確固とした自分ならではの「理想のエコビレッジ」を期待してしまうことで、メンバー間のイメージの相違や、そこで起こっている現実の生活と理想の相違によって、関係がギクシャクしてきてしまって、崩壊に至ることも多いみたいだとは、木の花農園の広報担当のIさんのお言葉。
「木の花農園」は13年前にスタートし、今でも当時のメンバーがそのまま残っています。一度、このコミュニティを離れて、まだ戻ってきた人もいたり、新しく加わった人もいます。
ここに住む人は、本当に意識が高く、コミュニティとしてコンセンサスを取る際も、いざこざは無くスムーズです。そこには、欧米のコミュニティで見られる「いざこざの解決法」や「意見の一致の確立法」などの心理学的な手法は一切とられていません。
あくまでも全てが自然体。そして、自分を見つめ、自我に気づき、相手を思いやる気持ちを持つことで、軋轢が生まれることが殆ど無いようです。
勿論、コミュニティが始まったばかりの頃は、多少あったようですが、メンバーの意識が高くなるに連れて、スムーズなコミュニケーションが取られているようです。
エコビレッジを作る際に、一番大切なのは、コミュニティのメンバーを繋ぎ合わせる共通の理念である「グルー」(日本語で糊のこと)を明確にすることであると、私がエコビレッジに関するプレゼンをする際に、必ずお話をするのですが、このコミュニティのグルーは「調和」なのだと感じました。
自らとの調和、家族との調和、コミュニティとの調和、周りの環境との調和、地球との調和。調和の和は「日本」と言う国を表す文字でもありますね。
きっと日本では欧米とは異なるこの「和」の感覚によって、日本独自のエコビレッジの形が出来上がるのではないかと思っています。
こうしたコミュニティの一体感が確立されれば、後はハード面であるエコロジカルな建物を建てたり、畑を作ることは、比較的容易に成されることだと感じています。
また、このコミュニティには、10人ほどの子ども達が一緒に生活していましたが、どの子が誰の子どもなのだかわからないほど、コミュニティが家族として機能していました。例えば、Aさんには、二人の子どもがいるんだけど、それぞれの子どもは、子育てが上手な50代の女性の部屋で寝起きを共にしていて、その女性達が日中も世話をしています。生みの母は、その女性達の手がふさがっている時などに、オムツを替えたり、子どもの面倒をみたりしますが、日中は畑や鶏舎などで作業をしています。
そう、コミュニティでは自然に美しい分業が成されていました。若手の男女は畑や収穫した農作物の発送などの作業を行い、男性は力仕事、ちょっと年上の女性達は食事の支度、子どもの世話、保存食の生産などを担当しています。
すっかり高齢出産の年齢になってしまっている私にとって、これからパートナーと出会って、子どもを生んでも育てる体力がどうかなぁ〜なんて不安に思っていたけど、こういうコミュニティならば大丈夫だなぁ。と思った次第。
ここでは、お金の不安も無いみたいでした。食べ物は調味料から飲み物に至るまで殆ど自給です。マヨネーズも味噌もしょうゆも、ぜ〜んぶ手作りで美味しかった!
食べることに困らないし、農作物の宅配やお弁当の仕出し、農作物の加工品(お茶、クッキー、芋の粉など)の販売による収入が充分にあるようです。
「外に遊びに行くことはないの?」と若手のメンバーに聞いてみたら、「別に遊びに行きたいって言う気分にならないなぁ。イベントとかがあれば、出展するので行くことはあるけど、ここが一番楽しいもの。ここから出て何かしたいっていう気にならない。色々な人たちが来てくれるから、自分達が出て行かなくても十分に楽しいしね」と言う答えが返ってきました。
だから、外で散財することも無いし・・・。
しかも、必要なものはどこからか誰かがくれたり、買ってプレゼントしてくれるそうです。車にしても、土地にしても、借地にしても、皆が協力してくれると言うことでした。
「へぇ〜、そんな夢みたいなことあるの?」と思うよね〜。
でも、実際に行った私も、彼らに何かプレゼントしたいような気持ちになっています。
人の気持ちをそういう気分にさせる、清らかな心を持った人たちの温かい振る舞いに接して、関わった人たちは、「協力したいな」という積極的な気持ちになるのでしょう。
「徳を積む」と良く言いますが、彼らは本当に徳を積みながら、でもそれを意識することなく、日常の当たり前の生活として行っています。
実際に私が農作業を手伝っている時も、地元のおじさんが来て、外で怒鳴るように大きな声でコミュニティの人と話をしていました。どうしたのかなぁ?と思って後で聞いてみると、その人は地元で事業を営んでいて、木の花農園に随分ただで色々な工事をしてくれているとのこと。今日は苗を買いに来たのだけど、いつもお世話になっているから「お金は要らない」とコミュニティの人が言ったところ、「それは良くない。払わせてくれ!」と大声で怒鳴っていたんだとか。(笑)
「お金の無い国」の寸劇を見たことがあるけど、それを地で言っている感じでした。
今後、富士山が真正面の見えるところに環境に配慮した建物も立つ予定があるみたいです。そうなると、ますますエコビレッジとして確立するんだろうな。
既にコミュニティの心はエコビレッジだけどね。
結局は、一人一人の心が調和に向かっていくことなんだなぁ。と思いました。
ここにいるだけで、色々な不安が吹っ飛んで行ってしまうくらいパワフルな体験をしたのだけど、そこにいた時は本当に穏やかなエネルギーに包まれて心地良かったです。
あまりに心地良くて、左脳が停止していたので、写真をとることも忘れていました。あ〜、10月にタイでエコビレッジのアジア地区の会議で発表しようと思っていたのにぃ〜。
(他のメンバーが写真をくれることになりました。木の花農園のシステム担当のIさんも全面的に協力してくれることになって、ホッ!)
まだまだ書き足りないことはあるけど、後は仲間の報告を見てね!
(全てmixiです)
東京植林さん
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安楽樹さん
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ヒッピーHIROさん
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はぐちゃん
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