体や心に心地良く、環境にも優しいサステイナブルなライフスタイルを色々な切り口から紹介していきます。
フェアトレード
今日は友だちの萌ちゃん(小学校6年生)が、中学受験して合格したのでお祝いに私の同僚でもある彼女のママと弟の3人を我が家にランチに招いた。
デザートにマクロビオティックのスイーツを作った。りんごジュースで炊いたクスクスの上に、豆腐クリーム、その上にチョコレートクリーム、そしてイチゴで飾りつけ。
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そのチョコレートクリームを作る時に使ったココアが南米ボリビア産のフェアトレードのココアだ。

フェアトレード=公正な貿易
基本的に自分たちが食べるものは、地元で生産された旬の穀物と野菜が一番、体内環境にも地球環境にも負荷が少ない。

地元で生産された種類の野菜は、DNAに合っているのか、自然治癒力をアップさせるという研究発表をカナダにいるときに読んだことがある。
それに地元のものを買う場合、輸送に際して二酸化炭素の排出量が少ないし、過剰包装などもしなくて済むからごみも出にくい。

でも、ココアは日本では生産できない。バナナやマンゴーなど熱帯の果実も日本では殆ど生産されていないから、地元でこれらを入手することは困難だ。
どうしても食べたい場合は、輸入したものを食べることになる。

そこで問題となるのが、輸入されている農産物の安全性とそれらが生産者と仲介者との公平な取引によって輸入されているかということだ。

至上経済主義の現代社会の中で食品業界は、より早くより大きく農産・畜産物を生産し、できるだけ高くそれらを消費者に売って、できるだけたくさんの利益をそこで得ようと躍起になっている。

農薬やホルモンなどは、より早くより大きく農産物や畜産物を育てるために使われるし、家畜などには病気などに感染しないように抗生物質が投与されたりしている。

開発途上国の労働力が安いことから、こうした農産物・畜産物が生産させられている。大手の多国籍企業の食品業界は、安価な労働力のある場所の地主に契約を結ばせて、他国の土地をまるで会社の工場のように使って、安定した生産を行っている。

でも農業には天候が大きく関わっていて、毎年同量の生産物が得られるとは限らない。しかし、契約書が交わされているので、地主の下で働く貧しい労働者は、酷使されるのである。

またこうした企業が多くの利益を生み出すために、こうした安価な労働者は、農薬から身を守るための充分な防御服やマスクなどを与えられずに、人体に危険な状態で長時間労働されられるケースが良く見られる。

身を粉にして働いても、それに対する対価を充分に支払われないケースが多いが、何かしらの収入がないと生活できない彼らは、不利な条件の中で労働を続けざるを得ない。

このボリビアのココアは小規模の農家が集まって共同組合を作り、無農薬のカカオを作ってココアパウダーを生産している。そして、彼らが生産した安全な製品は、国際市場の中で正当に取引されている。

フェアトレードにより、利益は多国籍企業にではなく、生産者の共同組合に入るから、農機具や新たな設備の導入など、地元の小規模農家が自ら経済的な自立をするための取り組みに資金を投入することができるのである。

日本で生産できないものに関しては、こういう取引によって輸入されたものを買いたいよね。

このココアについては日本ではフェアトレードカンパニー株式会社が輸入・販売をしている。www.peopletree.co.jp

私はこの冬、いわゆる「ばばシャツ」をフェアトレードのオーガニックコットンを扱っている企業から購入した。「ばばシャツ」とは言えないほど、おしゃれで手ごろな価格、しかもオーガニックコットンでフェアトレードよん!
ワンダフル!http://www.ways.co.jp/goods/fashion/inner/index.htm

こういうのを買う人が増えれば増えるほど、小規模の生産者を支援し、彼らが世界貿易の中の悪循環に陥るのを防ぐことができるんだよね。

貧富の差の拡大の問題はそんなに簡単ではないけど、私たちが身近にできることとして、フェアトレードがあると思うよ。



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2006.02.19 Sun 22:38:34 | 食&衣| 0 track backs, 0 comments
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